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便秘や下痢が長引く方は要注意

下痢や便秘が続く方は、腸内バランスが崩れているということです。下痢や便秘が長期間続く場合は、要注意な病気がその裏に潜んでいる可能性があります。

多くのケースではストレスや食生活の影響で起こる症状(過敏性腸症候群)で、生活習慣の見直しやお薬の治療で改善します。
しかし、時に炎症(潰瘍性大腸炎やクローン病)、腫瘍(甲状腺疾患や糖尿病)、内分泌の病気(甲状腺疾患や糖尿病)、寄生虫などの病気が原因のことがあり、積極的な治療が必要になります。いつもと違う症状が続く場合は早期にご相談ください。

当クリニックでは、大腸カメラ(大腸内視鏡検査も実施しております。
大腸ポリープ、大腸がんをはじめとするさまざまな大腸の異常を初期のうちに発見できますので、40歳以上の方、大腸の病気にかかったご親族をお持ちの方は、定期的な大腸カメラ検査をお勧めします。

岡山市北区・JR北長瀬駅前の内科・消化器内科「きたながせ内科クリニック」で、
痛くない・苦しくない内視鏡検査で検査を受けて下さい。

魚を食べると大腸がんが減る

以前から青魚に多く含まれる多価不飽和脂肪酸に大腸がんを減らす可能性が指摘されていました。
最近、青魚に限らず魚を摂取すると大腸がんが減少することが研究で明らかにされました。
参考文献:Clinical Gastroenterology and Hepatology 2020;18:654–666

それによると、魚の摂取は明らかに大腸がん(結腸がん)のリスクを減少させるらしいのですが、この研究で面白いのは魚は何を食べても良いという点です。

Fatty fish(サバ、サケ、イワシなど)だけではなくてLean fish(タラ、マグロ、カレイなど)の摂取でも同じようにリスクを減少させるとのことです。

WHO(世界保健機関)は週に1~2回の魚の摂取を勧めており、大腸がんのリスクが7%減少するとしています。
健康が気になる方は参考にされてください。

岡山市北区・JR北長瀬駅前の内科・消化器内科「きたながせ内科クリニック」は、
地域の皆様に役立つ情報を発信しています。特に消化器の健康維持は、食生活のバランスが大切です。
これから食欲の秋ですが、毎週、魚を食べることを習慣にしていきましょう。

「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症(高コレステロール血症)」を指摘されたら

◆◆健康診断で「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症(高コレステロール血症)」を指摘されたら◆◆
岡山市北区の内科・内視鏡内科・消化器内科クリニック《きたながせ内科クリニック》へ

〜重要なのは、早めの検査、受診です〜

「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症(高コレステロール血症)」は自覚症状がないことがほとんどですが、長期間続くと脳梗塞や心筋梗塞、心不全、認知症などの原因になります。

《きたながせ内科クリニック》では、健康診断、胃・大腸内視鏡検査の他にも、「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症(高コレステロール血症)」などの生活習慣病の治療も行っています。

お身体のことで気になることがありましたら、ぜひお気軽に当院までご相談ください。

腸に良い食事、「低FODMAP食」をご存じですか?

体に良いといわれているものを食べているのに、お腹の不調が改善しない……             そんなときは「低FODMAP(フォドマップ)食」を試してみてはいかがでしょうか?

FODMAPは小腸では吸収されにくい発酵性の物質の頭文字をとったもので、中にはオリゴ糖、二糖類、単糖類、ポリオールが含まれます。それらを含む代表的な食品を紹介します。

オリゴ糖:レンズ豆、 ヒヨコ豆、小麦、玉ねぎ、納豆、キムチ
二糖類 :果物、はちみつ
単糖類 :牛乳、ヨーグルト
ポリオール:マッシュルーム、キシリトール(人工甘味料)

これらの食品は過度に取り過ぎると腸が過敏になったり、腹部の膨満感や痛み、下痢、便秘などを引き起こすことがあります。また、吸収されずに長く腸内に留まって発酵し、多量のガスを発生させる原因にもなります。

今まで「腸活」と言うように腸にいいと考えられてきた食べ物が過剰摂取で逆効果になることがあるのです。
過敏性腸症候群の方やお腹の不調が多い方は一度FODMAP食の制限を実践してみましょう。

気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。

ストレスと胃の病気

日中はまだ暑いですが朝晩は涼しくなり体調管理に注意したい時期になりました。           

この時期、ストレスによる過敏性腸症候群、胃潰瘍・十二指腸潰瘍などに注意が必要です。
過敏性腸症候群とは、ストレスなどで下痢や便秘、腹痛、お腹の張りなどの症状がみられる病気です。対処法としては、暴飲暴食や喫煙、多量のアルコール摂取を控えて規則正しい生活を送るように心掛け、ストレス原因をできるだけ取り除きます。それでも改善しない場合は、消化器内科での治療が必要となります。

ストレスは胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因にもなります。ストレスは胃酸の分泌量を増やし、粘膜の修復を弱らせるため潰瘍の原因となり、イカ墨のような黒い便が出る、赤黒い大量な下血がある、真っ赤な血やイカ墨のような黒いものを多量に吐いた、などが挙げられます。これらは胃や十二指腸潰瘍からの出血を疑わせる症状で、早急に胃カメラや薬剤で治療しなければなりません。

下痢や便秘、腹痛がよく起こる時や、胃腸の出血が疑われる変化に気づいたら一度診察を受けましょう。

痛くない・苦しくない胃カメラ

喉の違和感、胸焼け、胃もたれ、 みぞおちの痛みなどの症状のある方は、まず一度診察を受けていただければと思います。

多くの方は食事や生活習慣の見直しを行いながら治療を行うことで症状が改善します。

それでも症状が続く場合は隠れた 病気が無いかどうか胃カメラをお勧めしています。

胃カメラは痛い、苦しいというイメージがあると思いますが、当院では「これなら定期的に胃カメラを受けてもいいな」と思っていただけるようにスタッフ一同努力しています。

お蔭様で「ここで検査を受けて良かった」と嬉しいお言葉もいただくことが増えてきています。

初めて内視鏡検査を受ける方も、これまでに内視鏡検査でつらい経験をされた方もお気軽にご相談下さい。

肝炎ウィルス検査のご案内

肝臓がんのほとんどが肝炎ウィルスが原因です。

C型肝炎ウィルスに感染すると6~8割が慢性肝炎の状態に進行します。

乳児期にB型肝炎ウィルスに感染すると約1割が慢性肝炎に進行します。

慢性肝炎は数十年かけて肝硬変、肝臓がんに進行します。

肝炎ウィルスの感染を早期に発見し治療を行うことで、肝硬変や肝臓がんへの進行を予防できます。

岡山市では今までに肝炎ウィルス検査を受けたことがない一定の年齢の方を対象に肝炎ウィルス検査を受けられる無料券を配布しています。

岡山市による無料検査の実施期間は令和4年6月1日から12月31日までとなっておりますので、対象の方はこの機会に受診をご検討下さい。

熱中症と体調管理

例年よりも短かった梅雨が明け本格的な夏の季節になりました。
ここ数年は猛暑で熱中症ので体調を崩される方が多くなっています。
熱中症の要因としては気温、湿度、太陽などの放射、風の4つの因子が関わっています。
毎年7~8月が熱中症で体調を崩される方が増加する傾向があります。

今年も注意が必要です。
・水分だけでなく、塩分も補給すること
・スポーツドリンクがおすすめ
・そしてこまめに補給すること
・睡眠不足など日頃の体調管理に気をつけること
・屋内だからといって油断しないこと
・つらそうな人がいたら声をかけてあげること
・高齢や糖尿病などの基礎疾患のある方は特に注意すること

上記をこころがけて、暑い夏を乗り切りましょう!

ご不明な点があれば、岡山市北区 北長瀬駅から徒歩1分の『きたながせ内科クリニック』までお気軽にご相談ください。

大腸がんを予防する方法

当院では毎日、楽に受けられる胃カメラ、大腸カメラ検査を提供しています。

最近、大腸がんに罹患する方が増加しており早期発見・早期治療が私たちの大事な仕事になっています。

大腸がんの予防には

  • 大腸カメラを受ける
  • 大腸ポリープを全て切除する(クリーン・コロン)

が有効であることが証明されています。大腸がんは、大腸ポリープからがんになることがほとんどです。このため、大腸カメラを受けてポリープの段階で切除すれば、大腸がんを予防することができます。(Zauber AG,et al. N Engl J Med. 2012 Feb 23;366(8):687-96. )

アメリカでは以前からこの方針が実施され、大腸がんの死亡者数は日本の1/3にまで減少することに成功しています。

日本ではまだ十分に普及していませんが、当院では先駆けてクリーン・コロンを目指した検査治療を行っています。

大腸ポリープは無症状なので、症状がない時にこそ健康のために一度大腸カメラを受けていただきたいと思います。

おなかの不調、そのままにしていませんか?

お腹の症状が気になる方は、何気ない症状でもお気軽にご相談下さい。解決策を一緒に考えさせていただきます。

喉のつかえた感じ、胃の不快やお腹の張り、便秘や下痢が続くなどのちょっとした不調を感じている方も多いのではないでしょうか?

ちょっとした不調のため、どこに相談していいのかわからない方も多いのではないかと日々の診療の中で実感します。

当院では負担の少ない順番に検査と治療を行い、必要があれば胃や大腸の内視鏡検査を行っています。内視鏡検査は適度な量の鎮静剤を使用して行いますので、多くの方から「思った以上に楽だった」と喜んでもらっています。

検査の結果、原因がわかることで、日々の不安から解放され症状が改善することも多くあります。

症状に応じてお薬の服用はなるべく短期間にしてもらい、「生活習慣」や「食事習慣」の見直しを通して健康的な生活を維持できるように解決策をご提案しております。

安心して検査や治療を受けていただけるよう、日々勉強や情報収集に努めております。お気軽にご相談いただければと思います。